子供を保育園に、そして涙に噎ぶ

2007年1月 5日(金曜日) 15:44 JST

投稿者: 俺

我が子は1歳6ヶ月頃に保育園に通うようになった。

それには勿論、大きな理由が2つある。

一つは親の都合、一つは成長のためなのだ。

保育園に行こう

保育園は楽しい。
我が子は1歳6ヶ月頃から通うようになった。

保育園のいいところは、大きな子、小さな子が入り乱れていることだ。
今時、近所で子供たちが年齢の隔たり無しで遊ぶ姿をみることはない。

少子化の影響とも言えるし、「外は危ない」という思いから家の中で遊ばせるという考えもあるだろう。
それ以外にも親自身が、「知らない子供、親と接するのが苦手」という思いもあるかもしれない。

「公園デビュー」なんて言葉が一人歩きして、誰もが乗り越えなければならない大きな壁のようなイメージを作り出している。
実際にデビューなんて言わなくても、子供同士が勝手に友達になって、親は後からついていくだけでいいはずだ。
それを「親が先」と思っているから「公園デビュー」なんて言葉が生まれるんだろうな。

ウチでも公園で何度も遊ばせた。しかし、そのときに感じたのは親の強い遠慮だった。
子供同士で遊び場を共有しようとすると、「お友達に譲ろうね」とか「あっちで遊ぼうね」とか言って、どこかへ行ってしまう。
私としては、おもちゃの取り合いなんかして、ちょっとした喧嘩でもやらないかな?と思うぐらいだ。
そのときに初めて、「親、登場」って考えている。

しかし、それも今時は無い。

そんな時代でも保育園ならば、子供たち同士でワイワイとできる。
大きな子は小さな子を面倒をみて、小さな子は大きなこの真似をして成長する。
それは、誰が教えるわけでもなく、恐らく本能的に持っているものなんだろうな。
「大家族スペシャル」なんてテレビ番組をみても、下は上を真似、上は下の面倒をみている。

幼稚園は、どちらかというと教育機関というイメージがある。
保育園は、どちらかというと共同生活というイメージがある。
善し悪しがあるのではなく、目的が違う。
でも保育園育ちの方が「自立が早い」と聞いたことがある。
真意のほどは知らないけど、「そうかも」と思う。

[page_break]きっかけ

保育園は預かってもらえる時間がないので、共働きにはありがたい存在だ。
残念ながら国が子育てに対して無関心なので、公立保育園はあきれるほど少なく、やむなく無認可保育園に預けざるを得ない。

無認可は国から補助金が出ていないから、全て利用者が負担しなければならない。当然高くなる。

働くために保育園に預けるのか、預けるために働くのか判らなくなる。

ウチの場合、保育園を利用するきっかけは、嫁さんの「働きたい」という強い願望だ。
もともと仕事好きで、残業も過酷な労働も平気という、世にも珍しい「仕事好き」なわけだ。
そんな嫁さんが、「育児」の名の下に家に拘束されることはあり得ない。
ついでに言ってしまうと「育児は、どっちかというと下手」である。
愛情はあるだろうが、要領が悪いというか、一言で言ってしまうと下手というのが当てはまる。
要領が悪いので、子供はすぐに泣いたりする。
「手間かけて作った離乳食だから感謝しろ」と1歳の子に迫っても、それは無理だろうに。
と、こんな具合にストレスを貯めまくる状態だった。

「働きたいという願望」「育児ストレスからの解放」を理由に、我が子は1歳にして保育園に入ることになった。


会社の同僚から言われた「よくOKしたね」と。
私は「子供の人生」を最優先に考えている。
同時に「嫁さんの人生」も同レベルで最優先に考えている。
「子供が!」って、嫁さんの人生を切り捨てる気はない。
両方のバランスをぎりぎりまでとる努力は惜しまない。
格好いいのか、無茶なのか、それは兎も角…。


実際のところ、2人ともフルタイムで働くとなると保育園に預ける時間が半端ではない。
それは、朝7時から夕方7時まで…。12時間保育。

なんてこったい。

嫁さんの希望職種は「法律関係」。司法書士や行政書士事務所で働きたいと言っている。実は、嫁さんは行政書士の有資格者なのだ。
そんな職場では「パート」や「アルバイト」は少ないし、あっても単純事務だけで、本当にやりたい仕事とは言えない。
だからフルタイムで働くという選択肢になる。

[page_break]子供と一緒にいよう
12時間、あまりに不憫だ。
まだ1歳6ヶ月。
朝7時に保育園に行くとなると、準備のために6時に起こす必要がある。

保育園に通うようになったが、なかなか大変である。
朝は時間との戦い!

グッスリと眠っている我が子を起こすのは、本当に辛い。
あわただしくご飯を食べ(食べてくれたら…)て、着替えて、出発。
親子の楽しい時間とは言えない。
ただ慌ただしいだけ。ほんと慌ただしいだけだ…。

「コレではダメだ」と素直に思う。
保育園に預ける前から懸念していたが、やはり子供には無理を強いている。
親の都合で子供が我慢を強いることは、有る程度は仕方がない。
しかし、これはその度を超えていると感じる。

そう思ったときに自然と「私が家に居よう」という結論が出た。
私は仕事も好きだが、家庭の方がもっともっと好きだ。
天秤にかければ、間違いなく「家庭」に傾き、不動となる。

生きていくためには稼がなければならない。
それは当然だ。
しかし、だからといって今の状態のままでいようとは思わない。

生き方は色々ある。方法は無限にある。
だから「とりあえず、会社を辞めました」。

まずは保育園の時間を午前10時から午後7時に圧縮した。
朝は充分、我が子の起きたい時間に起きることが出来る。
預けている間に不慣れな家事をこなしていく予定だ。
そして、稼ぐこと。
パートやアルバイトは考えていないから、インターネットから稼げるようになるように頑張る。

落ち着いてきたら、保育園時間をさらに短縮して、もっと長い時間一緒にいようと思う。
保育園での遊ぶ時間、学ぶ時間も大切だから、バランスをとっていきたい。

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